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「20年以上前の乾燥機でも売れる?」 「販売店では有料と言われたけれど、買取業者なら値段がつく?」 「ネットの相場が数万円から数十万円まであって、どれを見ればいい?」
使わなくなった米の乾燥機を手放そうとするとき、こうした疑問が湧いてくるかもしれません。実際の買取価格には大きな幅があり、石数や年式に加え、機械の状態や搬出環境も査定に関わります。
この記事では、以下について解説します。
対象は、収穫した籾を乾かす農業用の米乾燥機・穀物乾燥機です。処分費を払って撤去する前に、手元の乾燥機に値段がつくのか確認してみましょう。
使わなくなった乾燥機の売却を考えているなら、農機具買取が専門のウルトラファームにご相談ください。

米・穀物用の乾燥機は石数や年式、状態によって査定額が変わり、買取相場には数千円から数十万円まで幅があります。
まずは、動く乾燥機の相場から見ていきましょう。
複数の農機具買取業者が公開している相場と、日付のある買取実績をもとにした目安は以下のとおりです。
| 石数 | 買取相場の目安(動く機械) |
|---|---|
| 15石前後まで | 0〜5万円前後 |
| 20〜50石 | 数千円〜60万円前後 |
※2026年9月調べ
50石以上は公開されている情報が少ないため、個別に査定を受けて確認してください。大型になるほど解体や搬出の作業も増えるため、容量に比例して査定額が上がるとは限りません。
20石以上は、相場の幅が大きく開きます。同じ石数でも金額が違うのは、年式や機械の状態、乾燥方式などが異なるためです。10年以内なら相場帯の上のほうに入りやすく、15年を超えると下のほうに寄ります。
さらに、乾燥機は据え付け型なので、分解や運び出しにかかる手間も査定額に影響します。インターネットで見かける相場が違っていても、対象となる機械や搬出の条件が異なれば、必ずしもどちらかが間違っているわけではありません。
動かない乾燥機の買取相場は、0円〜10万円前後が目安です。
国内メーカー製ならバーナーやモーター、水分計、昇降機などを部品として利用できるため、動かなくても値段がつくことがあります。
一方、屋外で長く放置したものや、ネズミによって配線が傷んでいるものは査定が厳しくなります。
動かない機械に値段がつく理由は「壊れた農機具でも買取できる?」でも触れています。
中古販売店などで見かける価格を、そのまま買取相場として考えることはできません。
販売価格には、仕入れた乾燥機の整備費用に加え、運搬や据え付け、売れるまで保管するための費用なども含まれています。当然ながら、業者側の利益も確保されています。
そのため、中古で数十万円で販売されていても同じ金額に近い価格で買い取られるわけではありません。

乾燥機の査定では、石数以外にも次のような条件を確認します。
なかでも乾燥機は据え付け型のため、機械そのものの状態だけでなく、倉庫からどのように運び出せるかも査定額に関わります。
乾燥機は一年を通して使う機械ではなく、主に稲刈りの時期に稼働する機械です。そのため、年式の情報だけでなく、実際に何シーズン使用したかも保存状態を判断する材料となります。
10年以内の機械は比較的値段がつき、15年を超えると査定額は下がっていくと考えてください。ただし、年式が古くても使用したシーズンが少ないなら、その点は査定時に伝えておきましょう。
購入時期や年式が分からないときは、本体の銘板にある型式を確認して業者へ伝えると調べてもらえます。
乾燥機では、次のような国内メーカーが広く使われています。
このほか、クボタ・ヤンマー・イセキのブランド名が入った乾燥機もあります。
国内メーカー製は交換部品の流通があり、中古として再販できるかどうかの判断基準となります。また、型式が分かれば年式や乾燥方式、石数などの仕様を絞り込めるため、査定額を判断するうえでも欠かせない情報です。
乾燥方式には、主に熱風式と遠赤外線式があります。遠赤外線式は胴割れを抑えやすく、中古市場でも需要があるため査定でも評価される方式です。
水分量を測定して自動停止する機能を備えた機種も、査定時に確認されます。
個人・家族経営の農家では、循環式が主流です。一方、平型は共同施設や少量の乾燥などで使われるため、個人向けの中古需要は循環式ほど多くありません。
方式ごとの違いや石数の決め方は「クボタの米乾燥機の価格はいくら?石数別の目安と選び方を整理」で解説しています。
査定では、バーナーや昇降機、送風ファンなどが正常に動くかを確認します。内部の網や鉄板についても、大きなさびや破れがないか見られる箇所です。
電源が使えるなら空の状態で運転し、バーナーの点火・昇降機の回り、送風ファンの異音を確かめておきましょう。
動かない、点火しないといった不具合があっても、査定前に無理に修理する必要はありません。分かっている症状をそのまま伝えてください。
乾燥機は自走できないため、売却時には分解して倉庫から運び出します。解体に必要な人手や運搬の手間も査定に含まれるため、機械の状態が同じでも設置環境によって金額に差が出ます。
査定前には、次のような設置状況を確認しておきましょう。
高床に設置されている、通路が狭いなど分解や搬出に多くの人手が必要な環境では査定額が下がったり、買取を断られたりすることもあります。
設置場所や搬出の通路を先に伝えておけば、現地査定で条件が食い違うのも避けられるでしょう。

査定前に確認しておきたいのは、次の3点です。
大がかりな整備までする必要はありません。乾燥機の情報と現在の状態、搬出の環境が伝わるように準備しておきましょう。
前章で触れたとおり、査定では型式や石数が機種を特定する手がかりになります。まだ確認していなければ、本体の側面や操作盤付近にある銘板を見ておきましょう。
文字が薄れているところは無理に読み取らず、銘板全体をスマートフォンで撮影しておけば査定時に確認してもらえます。製造年が記載されていない機種でも、型式が分かれば製造年代や仕様を調べる際に役立ちます。
また、次のような書類が残っていればまとめて用意しておきましょう。
ただし、これらが手元になくても査定は受けられます。
内部に籾やほこりが残っているなら、査定前に取り除いておきます。清掃するときは、誤作動を防ぐため先に電源を切ってください。
特に確認しておきたいのは、次のような箇所です。
籾を残したまま長期間置くと湿気やさび、ネズミ被害につながります。無理に部品を取り外す必要はなく、手の届く範囲を掃き出したり、エアーでほこりを飛ばしたりする程度で構いません。
また、乾燥機にはモーターやセンサーなど水に弱い部品も使われています。故障やさびを招かないよう、査定前の水洗いは避けましょう。
乾燥機本体だけでなく、搬出までイメージできる写真を用意しておくと設置条件や搬出の環境まで伝えられます。
査定前に撮っておきたいのは、次の箇所です。
出入口や周辺機器との接続状況も、写真があれば位置関係まで伝えられます。
なお、査定前に自分で分解するのは避けてください。高所や重量物を扱う作業になるうえ、分解すると動作確認ができなくなり、査定にも影響します。

乾燥機の売却方法は、大きく分けて次の3つです。
乾燥機は据え付け型なので、価格だけでなく解体・搬出・運搬を誰が担うのかまで確認して選びましょう。
新しい乾燥機へ買い替えるなら、販売店の下取りを利用する方法があります。入れ替え工事とあわせて古い機械を撤去してもらえるため、搬出を別に手配する必要がありません。
一方、買い替えを伴わない引き取りでは費用がかかることがあります。また、下取り額と新しい機械の値引きがまとめて提示されると、古い乾燥機そのものの評価額が分かりにくくなります。
見積もりを見る際は、新しい機械の値引き額と乾燥機の下取り額がそれぞれいくらなのか、内訳を確認しておくと判断しやすいでしょう。
近隣の農家やインターネットオークションなどで直接買い手を探す方法もあります。条件が合えば、買取業者へ売るより高い金額で取引できることもあるのがメリットです。
ただし、乾燥機では解体・積み込み・運搬の手配が大きな負担になります。買い手と売り手のどちらが作業や費用を負担するのか、あらかじめ決めておく必要があります。
売却後に、動かなかった・聞いていた状態と違うなどの行き違いを避けるため、動作状況や不具合も事前に伝えておきましょう。
乾燥機の買取に対応している農機具買取業者の出張買取なら、乾燥機が置かれている倉庫まで査定に来てもらい、買取成立後の分解や運び出しまで任せられます。
乾燥機を使わなくなるタイミングでは、籾摺り機・計量機・米選機・籾コンテナなども不要になっていることがあるでしょう。こうした農機具をまとめて査定してもらえば、運搬を一度にまとめられるうえ、単体では値段がつかなかった品も一緒に引き取ってもらえることがあります。
乾燥機に値段がつかなかったときは、まず無料で引き取れるか確認してみましょう。それも難しければ処分を検討する流れで、方法ごとの費用は「農機具は廃棄より売るのがおすすめ」にまとめてあります。
使わなくなった乾燥機は、農機具買取で無料の出張査定を受けられます。

中古需要は稲刈り前に高まりますが、売却時期だけで査定額が決まるわけではありません。使わないと決めているなら、1年保管して年式を古くするより早めに査定へ出すほうが良いでしょう。
乾燥機1台だけでも査定を依頼できます。業者によって対応エリアや条件が異なるため、申し込み時に確認してください。
買取が成立した乾燥機は、業者が分解・運び出しを担当するのが一般的です。ただし、設置場所や搬出の条件によって費用が発生することもあるため、査定時に確認しておきましょう。
国内メーカー製なら、動かなくても部品などに価値が残り、買取対象になることがあります。処分を決める前に査定を受け、値段がつかなければ無料で引き取れるか確認してみてください。
農機具の耐用年数は、農業用設備として7年と定められています。ただし減価償却上の年数であり、実際の使用期間とは別の数字です。耐用年数を過ぎた乾燥機でも、それだけを理由に買取価格がゼロになるわけではありません。
この記事では、米・穀物用乾燥機の買取相場や査定額が決まる条件、売却前の準備について解説しました。
乾燥機は大型で、自分で解体・搬出するには手間がかかります。周辺の農機具も一緒に手放す予定なら、まとめて査定してもらうと倉庫の整理も進めやすいでしょう。
使わない乾燥機があるなら、有料で処分する前に、農機具買取の出張査定で価格を確かめてみてください。
出張買取フォーム、またはお電話にてお気軽にお問い合わせください。専任スタッフより折り返しご連絡いたします。
査定内容のご確認や、訪問日時を確定させていただきます。

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