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「結局どのメーカーがいいの?」と迷ったまま古いトラクターを使い続けていませんか? クボタ・ヤンマー・イセキは、どれも農業機械を代表する信頼のブランド。
でも、それぞれ得意な作業や向いている圃場が違うため、選び方次第で作業効率や維持費に大きな違いが出ます。本記事では特徴・人気モデル・評判まで、選びやすく比較解説していきます。
日本の農業を支える大メーカー、クボタ・ヤンマー・イセキは、それぞれ異なる強みを持っています。それぞれの大まかな特徴を知っておくだけでも、用途や規模に合った機種を選びやすくなるでしょう。
なお、今回紹介している3社以外にも、国内外には多くのトラクターメーカーが存在します。より幅広い選択肢を比較したい方は、トラクターの主要メーカーをまとめた「国内外のトラクター主要メーカーを紹介!中古市場でも高い人気」の記事もあわせてご覧ください。
クボタは、日本国内でトップシェアを誇り、世界的に見ても有数の総合農機メーカーです。主力製品であるトラクターをはじめ、コンバインや田植機なども幅広いラインナップで世界の食料生産を支えています。
その強みは、高い耐久性と故障の少なさ、そして充実したアフターサービスにあります。これにより、中古市場でも高い人気を維持しています。
農業機械以外にも、小型建設機械や産業用エンジン、さらには水環境インフラ関連事業(ダクタイル鉄管など)も展開し、多角的な経営を行っています。
世界的な評価も高く、北米、欧州、アジアなど各地域のニーズに合わせた製品開発と販売網を構築し、グローバルに事業を拡大しています。近年はスマート農業技術の開発にも注力しています。
参考:株式会社クボタ
ヤンマーは、祖業であるディーゼルエンジン技術を核として、多岐にわたる事業を展開する企業です。
特に小型ディーゼルエンジンにおいては世界的なリーディングカンパニーであり、その高い技術力は農業機械、建設機械、船舶用エンジン、エネルギーシステムなど、さまざまな製品に活かされています。
また、ヤンマーは、「大地」「海」「都市」という3つのフィールド、すなわち地球全体を事業領域と定めています。
農業分野ではICT活用による「食農産業」への進化を、海洋分野では高性能な船舶用エンジンや養殖技術支援を通じて人と海の共生を、そして都市分野では小型建機や高効率なエネルギーシステムの提供を通じ、快適な街づくりへの貢献を目指しています。
参考:ヤンマー
イセキは、クボタやヤンマーに次ぐ国内シェア3位の歴史ある農機メーカーで、特にコンバインや田植機に強みがあります。
他社に先駆けて革新的な製品開発に取り組む姿勢でも知られ、イセキオリジナルの「スイング&ズームオーガ」機能を搭載したコンバインは、高い人気を誇っています。
製品ラインナップ全体としては、他社より農機具の新車価格が比較的安価な傾向があり、「安くて軽い」「メンテナンスがしやすい」といった点がユーザーから評価されているようです。トラクターの青いカラーリングも特徴的です。
国内市場を重視しつつ、欧州・北米・アジアを中心に海外展開も行い、近年はスマート農業分野にも注力しています。
参考:井関農機株式会社
各メーカーの特徴が分かったところで、次は具体的な製品モデルを見ていきましょう。ここではクボタ、ヤンマー、イセキの代表的なトラクターやコンバイン、田植機を取り上げ、それぞれの人気モデルや特徴、活用シーンなどを比較解説します。
クボタの製品は、高い技術力と信頼性、耐久性に支えられた豊富なラインナップが特徴で、国内外で高い人気を誇ります。
トラクターでは、中〜大型クラスの「Slugger(スラッガー)」シリーズが人気です。パワフルなエンジンと高い作業効率に加え、直進アシスト機能やスマート農業システム「KSAS」に対応するなど、先進技術が搭載されています。
また、小型クラスではシンプルで扱いやすい「NBシリーズ(New Basic)」が、小規模農家や新規就農者を中心に人気を集めています。
コンバインでは、大規模農家向けの「WORLDシリーズ」やフラッグシップモデルの「DRシリーズ」が高性能・高効率で人気です。中型クラスの「ERシリーズ」も操作性の良さから中古市場を含めて人気があります。
田植機では、高精度な植え付けや直進アシスト機能を持つ「NAVIWEL(ナビウェル)」シリーズや、環境性能も高い「World」シリーズ」が人気モデルとして挙げられます。
ヤンマーの製品は、コア技術であるエンジン性能の高さと、洗練されたデザイン性が特徴です。
トラクターの売れ筋は、世界的工業デザイナー奥山清行氏がデザインを手がけた「YTシリーズ」です。高いデザイン性に加え、優れた操作性やICT技術(スマートパイロットなど)を搭載し、小規模から大規模まで、また水田・畑作・ハウスなど多様な活用シーンで支持されています。
特にデザインやスマート農業に関心のある農家からの人気が高いです。旧モデルの「YKシリーズ」も中古市場では売れ筋です。コンバインでは、常に安定した収穫作業を可能とする「YHシリーズ」が売れ筋です。
田植機では、高速・高精度な植え付けを実現する「YRシリーズ」に人気が集まっています。レバー操作ひとつで疎植栽培に対応できる点や、直進アシスト機能などが評価されています。
イセキの定番モデルとして根強い人気を誇るのが「ジアスシリーズ」です。特に「NTAシリーズ」は、操作がしやすくコンパクトながら力強い走行性能を持ち、小規模な農地や家庭菜園などでの使用に適しています。
フル装備モデルでも比較的価格が抑えられており、新品でおよそ200万円台から購入できる点も魅力です。また、簡単にメンテナンスできる構造や、狭い場所での取り回しの良さが評価されており、年配の農家や初めて農業を始める人にも選ばれています。
コンバインの定番は、主力シリーズである「フロンティアシリーズ」(HFR, HFGなど)です。性能バランスが良く、排出作業を効率化する「ズームオーガ」機能も特徴です。旧モデルの「ビバ(HF)シリーズ」も中古での定番人気を誇ります。
製品選びでは、スペックだけでなく実際の使用感や信頼性も重要です。ここでは、クボタ、ヤンマー、イセキの各メーカーに対するユーザーからの評判や口コミを分析します。良い評価だけでなく、気になる点も含めて、リアルな声をお届けします。
クボタは、国内トップシェアという実績からくる「信頼性」と「安心感」が、ユーザーからの評判の基盤となっています。「クボタなら間違いない」といった声は多く聞かれます。
製品については、「耐久性の高さ」と「故障の少なさ」が高く評価されており、「頑丈で長持ちする」という口コミが多数見られます。また、全国に広がる販売・サービス網による「アフターサービスの充実度」も強みと認識されており、部品供給の速さや修理対応の良さを評価する声が多いです。
操作性の良さや、中古市場でのリセールバリューの高さも肯定的な評判として挙げられます。一方で、他社と比較して「製品価格が高い」という意見は根強く、部品代についても高価だと感じるユーザーがいるようです。
ヤンマーの評判は、まず「エンジン技術への信頼性の高さ」に支えられています。「エンジンが良い」「力強い」といった声は、ヤンマー製品を選ぶ大きな理由のひとつとなっています。
近年では、「YTシリーズ」に代表される「デザイン性の高さ」が大きな特徴として評価されており、「かっこいい」「スタイリッシュ」といった口コミが多く寄せられています。操作性の良さや、ICT技術を活用した先進的な機能も好評です。
田植えの精度や乗り心地の良さを評価する声も見られます。その反面、クボタと同様に「価格設定が高め」であるという点は、購入を検討する上での懸念点として挙げられることがあります。
また、先進的なデザインや電子制御の多さに対して、好みが分かれたり、複雑な故障時の修理を懸念したりする声も一部には存在します。
イセキに対する評判としては、「価格の手頃さ」や「コストパフォーマンスの良さ」を挙げる声が多く聞かれます。「安くて軽い」と評価されることもあり、初期投資を抑えたいユーザーからの支持が見られます。
また、比較的シンプルな構造から「自分でメンテナンスしやすい」点を評価する声もあります。コンバインの「ズームオーガ」機能や、田植機の「さなえ」シリーズなど、特定の機能や長年続く定番モデルに対する根強いファンや高い評価も特徴的です。
アフターサービスについては、地域によっては迅速で親身な対応を評価する声がある一方で、拠点数の少なさから対応の遅れを指摘する声も聞かれ、地域差が大きい可能性があります。
懸念点としては、モデルによっては耐久性やパワー面で上位2社に劣ると感じる意見や、中古市場でのリセールバリューが低い傾向にあること、部品代が意外に高いといった声が挙げられます。
愛用してきたトラクターも、いつかは買い替えの時期が訪れます。ここでは、後悔しないトラクター買い替えのために知っておきたいポイントを解説します。適切な買い替えタイミングの見極め方から、お得な売却方法まで、役立つ情報をお届けします。
トラクターの買い替えタイミングを判断するには、いくつかの基準を総合的に考慮することが必要です。まず目安となるのがアワーメーターで示される総使用時間です。一般的に3000〜5000時間を超えると、主要部品の摩耗や故障が増える傾向にありますが、機種やメンテナンス状況によって寿命は大きく異なります。
修理の頻度が増えたり、一度の修理費用が高額になったりする場合も買い替えを検討するサインです。特に、修理してもすぐに別の箇所が故障するような状況は、寿命が近い可能性を示唆します。
また、圃場規模の拡大や作業内容の変化によって、現在のトラクターの馬力や機能が不足していると感じるときや、燃費性能の向上、スマート農業機能の導入など、新しいモデルに買い替えることで作業効率やコスト削減が見込める場合も適切なタイミングといえるでしょう。
部品供給の終了が見込まれる古い機種や、大きな故障で修理費用が買い替え費用に見合わない場合も判断基準となります。
トラクターの寿命が気になる方は、こちらの「トラクターの耐用年数|寿命について分かりやすく解説」もあわせて参考にしてください。使用時間の目安や劣化のサインについて詳しく紹介しています。
トラクターを買い替える際、古い機体を「下取り」に出すか「買取」に出すかは、どちらが得か一概にはいえません。それぞれのメリット・デメリットを理解して判断することが大切です。
下取りは、新しいトラクターを購入する販売店で手続きが完結するため、手間がかからない点が大きなメリットとなります。購入と売却の窓口が一本化され、納車と引き取りもスムーズに行えます。しかし、査定額は買取専門業者に比べて低くなる傾向があることに注意が必要です。
一方、買取は、農機具専門買取業者に査定を依頼することで、業者間の競争により、下取りよりも高い価格で売却できる期待が持てます。専門業者は国内外に多様な販路を持っているため、古いモデルや特殊なアタッチメントなども適正に評価してくれることがあります。
ただし、業者探しや査定の立ち会い、売却と新車購入のタイミング調整など、手間がかかる点がデメリットです。
少しでも高く売りたい場合は買取、手間を省きたい場合は下取りが向いているといえますが、まずは買取査定を受けて相場を知ることをおすすめします。
手放す予定のトラクターを高く売るには、どんな方法があるのか気になる方は「トラクターを売りたい人が知っておきたい高価買取のコツや注意点」もチェックしてみてください。
トラクターを少しでも高く売却するためには、事前の準備が求められます。まず、査定士に良い印象を与えるために、可能な限りきれいに清掃しましょう。
特に足回りやロータリーについた泥、エンジン周りの油汚れを丁寧に落とし、キャビン内部も掃除しておくことが大切です。
次に、エンジンオイル量やタイヤの空気圧チェック、簡単な動作確認など、基本的なメンテナンスを行いましょう。取扱説明書や定期的なメンテナンス記録があれば、大切に扱われてきた証拠としてプラス評価につながります。
また、ロータリーなどのアタッチメントや純正部品が揃っていれば、忘れずに一緒に査定に出しましょう。
この記事では、クボタ、ヤンマー、イセキという国内主要3メーカーの特徴、代表モデル、評判を比較し、トラクター買い替えのポイントも解説しました。各社の強みや実際の評価を知ることは、最適な一台を選ぶ上で重要です。
さて、新しい機械の導入は嬉しいものですが、一方で使わなくなった古い農機具の置き場所に困ることもあるかと思います。
そうした農機具にも、実は価値が残っているケースは少なくありません。処分する前に、一度その価値を確認してみませんか?
農機具買取の「ウルトラファーム」では、トラクターやコンバインをはじめ、さまざまな農機具の無料査定を行っています。不要になった農機具の扱いに迷ったら、お気軽にご相談ください。
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