農機具の査定でみるポイント

農機具を売りたいと思った時、気になるのは査定ですよね。
そしてその査定は、どの部分をチェックされるのかにかかっています。査定で見るポイントはどのようなところなのでしょうか。今回は、農機具の査定について考えていきましょう。

目次

農機具の査定の基本的な手続き

まず、農機具の査定はどのようなところを見るのか確認をしていきましょう。

なんといっても大切なのはメーカー名です。クボタイセキヤンマー三菱マヒンドラ農機JOHN DEERE(ジョン・ディア )MASSEY FERGUSON(マッセイ・ファーガソン)など、さまざまなメーカーがあると思います。

農機具の重要な査定ポイントは「人気のメーカー」であるかどうかです。

特に海外では日本製の農機具がメジャーで、日本製品は非常に好まれます。
クボタやイセキ、ヤンマーといった日本国内のトップメーカーの中古農機具は高額で売買されています。やはりメイド・イン・ジャパンのブランド力はまだまだ生きています。

農機具が買い取られたあと、その農機具はどこに行くかご存知ですか?

じつは日本ではほとんど再販されていません。
そもそも、15年以上経過した農機具を国内ではあまり需要がなく、再版はかなり難しいのが現状です。

しかし、海外ではそのようなハードルはなく、中古品をメンテナンスしながら丁寧に乗り継ぐという文化があるので、アジアの農業国を中心に中古農機具は動かなくなるまで乗り継がれています。

海外で販売される場合でも、どのメーカーであるかはとても重要です。
必ずしも国内メーカーでなくても買取をさせていただいておりますが、海外に通用するブランド力となると、国際的なグローバルメーカーがふさわしいのではないでしょうか。

これは自動車でも同じです。
車でもメーカーが人気だと、査定が高く出ることがありますよね。

それと同じで、農機具もやはりメーカー名が重視されます。
また有名メーカーの製品ほど、修理部品が手に入れやすく、あとから修理して動かそうと思ったときに、パーツが手に入りやすいという利便性が高いことも重要です。

どのようなものでも、人気があるメーカーのものにしておくことは大きなメリットがあるようですね。

農機具の査定には型番、モデル名が重要

農機具の査定で次に大切なことは、型番すなわちモデル名です。

モデルが人気の機種であれば、比較的高く買い取ってもらうことが出来ます。
やはり人気機種=市場ニーズが高いということで、古い農機具であったとしても、メーカーがメジャーで型番も人気のものであれば、高値査定がでる可能性はとても高いです。

「どのメーカーが人気」とは一概に言えませんが、やはり高値が出やすいのがクボタです。
クボタは日本を代表する農機具メーカーで使いやすさと高性能を誇り、世界中でも人気のあるメーカーです。

クボタを中心としてメーカー各社には人気のモデルがあります。よく使われているトラクター、売れているトラクターを買うのが正解かもしれませんね。
人気があるモデルは便利な機能があったり、高性能であったりと、やはり人気になる何らかの理由があるようです。

人気のモデルだったら、売るときには供給過剰になって市場価格が下がると農協で言われませんでしたか?
それは間違いです。そもそも農機具は中古があまり市場に出回らないので、買取となると人気モデルならかなりの市場価格がつきます。

国内で人気のあるモデルは、やはり海外の農家の方々にも人気が出ているようですね。

農機具の査定では年式がそれほど重視されない?!

実は農機具の査定において、年式はそれほど重視されていません。
たとえ30年前のものでも、メンテナンスされ動いている農機具であれば「思ったよりも高値で買い取ってもらえた」という声をよく伺います。
それだけメーカー製の人気モデルは価値が高く、バリューがあるということです。

その反面、新品同様のものでも、安値になることもあります。
リセールバリュー(再販価値)がどの程度か、そしてどれぐらいの人気かというところで、市場価値が左右されます。

農機具はナンバーをつけずに走っていますよね。公道を走らないことが多いので、登録書類がないケースがほとんどなのです。
そのため、自動車の査定と違い、年式があまり重視されない理由です。

アワーメーターはあまり重視されない?!海外と日本の農機具に対する考え方

自動車で言うと走行距離に該当するものが、農機具のアワーメーターです。
どの程度、使われたか、何時間エンジンがかかっていたかなどをアワーメーターは知らせてくれます。

そのため、日本で中古車を売るときで考えてみると、アワーメーターが重要なように感じるのですが、農機具の査定は海外で売れるかどうかを考えて査定されます。

海外の人たちは何時間その農機具が稼働していたか、あまり気にしません!
自動車でも、海外ではボロボロの車が走っていますよね? 走行距離が10万キロを超えたら、日本人の場合はその車を手放すことを考えますが、海外の人はあまり走行距離を気にせず、今走るのであればそれで良いとい考えで車に乗っているのです。アワーメーター

それは農機具においても同様で、あまりアワーメーターは重要視されていません。
車であれば、何キロも走り続けて傷んでいる可能性がありますが、農機具の場合は土の上をゆっくりと走行するものなので、アワーメーター=摩耗とはならないそうです。

このように、海外の農家の方には、いくら走行した、何時間使用した、という概念はないようでアワーメーターは気にしなくてもいいようです。どちらかと言うと農機具の査定においては、メンテナンスの良さ、今現在動いているかどうかが重要なポイントになるようです。

もちろん不動品でも大丈夫!
自社工場があるウルトラファームでは、修理をして販売することができますので、お気軽にお問い合わせください。

農機具の査定時、タイヤの状態はかなり重視!

農機具の査定ではタイヤの状態はかなり重視されます。トラクタータイヤ
農機具は車と違いアスファルトのような硬い地面ではなく、やわらかい土の上をゆったりと走行します。
そして、高速で走行するものではないので、タイヤの摩耗はあまりありません。

そのため、農機具のタイヤを交換することはめったにありません。
土や泥で汚れてしまっても、水で洗い流しておけばいつまでもきれいなタイヤのままです。

そしてなにより、車のタイヤとは違い、新しいタイヤはかなり高額になってしまいます。
なので、中古農機具を購入する際は、後々高価なタイヤを買わなくていいように、出来る限り状態の良いタイヤの農機具に人気があつまります。

そのため、査定の際はタイヤの状態の良し悪しが大きく影響してしまいます。
農機具の査定の際、査定員はタイヤがどの程度の稼働に耐えるものであるか厳密にチェックをしています。

もちろんタイヤだけではありません。

農機具のキャタピラの部分も、交換は可能ですがタイヤと同じように高額な費用がかかってしまいます。
そのため摩耗が激しいと減点査定となるケースがあります。

しかし査定に響くからといって、タイヤやキャタピラを取り替えてまで売る必要はありません。
自社工場がある「ウルトラファーム」では、買い取った不動車から部品取りを行い、低コストで交換が可能です。
そのため、たとえパンクをしていても精一杯の査定額を提示させていただけます!

農機具のエンジン整備状態が良いことも重要

タイヤと同様、エンジンの整備状態が良いこともかなり重視されます。
エンジンは古いとしても手入れがしっかりなされており、駆動がすぐにかかる、すぐに動くなど実用性が高ければ、高値の査定が期待できます。

もちろん、いまいち動きが悪いということもあるでしょう。
そのような農機具は、自社工場のある「ウルトラファーム」では整備をしてから再販いたしますので、精一杯の査定額をださせて頂きます。

 

もしも可能であれば、残ったオイルやエンジンルーム内の簡単な清掃をされてみてもいいかもしれません。

出張買取査定を行う場合は、まずは必ずエンジンをかけます。
そこで状態なめらかにエンジンがかかると、かなり好印象の評価が得られると思われます。

とにかく外見がキレイ!

やはり農機具の第一印象というものも査定には響きます。

農機具は車と違って、オシャレ感などは必要ないため、購入時に外観の良し悪しはそれほど重視されません。
農機具は性能重視です。
そのため、買い手にとっても売り手にとっても、あまり外観は関係ないように思えます。

しかし、買取業者も次の所有者もやはり人間ですから、少しでもきれいな方が好印象を持つことができます。
好印象を持って貰えれば、その分査定額アップにつながることは間違いありません。

車を売るときでも、賃貸を出るときでも、家を売るときでも、清掃は欠かせません。
それと同じように農機具もきれいに磨いて、ピカピカにしてあげましょう。傷などはコンパウンドで消してあげて、第一印象を良くしてください。

ちょっと水で磨いたり、コンパウンドをかけたり、泥をはらったりしてあげるだけで、数万円~数十万円違うのであれば、やってみようという気にはなりませんか?
ぜひやってみてください。

トラクター

農機具のニーズの高い標準的なオプションは高値査定

たとえばトラクターを考えてみましょう。農業国は道が悪い場合が多いので、4WDはあると喜ばれるオプションです。
日本ではつけるひととつけないひとがいるオプションですが、4WDがついていると高額査定の可能性が高まります

トラクターのフロントショベルも喜ばれるアダプターです。
そのため高値になる傾向があります。

基本的に、農家を営む上で、厳しい土地や環境を生き抜くオプションが必要です。
あまりレアな、他所の国で使えないようなオプションは、逆に減点となるケースがあり難しいところです。

これが車であれば、レアなオプションは逆に高値買取になるのですが、農機具の場合は農家が求める、ニーズの高いものこそが高額査定になります。
ご自身も、農機具を購入される時、いろいろ悩まれたことだと思います。それは次の購入者の方も同じです。

決して安くない農機具です。次の人が喜ばれそうなオプションであれば、高値になります。
サンバイザーエアコンキャビンなど、高温多湿のアジアで農業を営む方がつけたくなるようなオプションがあると、高値につながります。

基本的な査定はメーカー名と型番!あとは査定次第

基本的に、農機具のメーカー名型番で大抵の査定額が決まると言って過言ではありません。

基本的な査定額はインターネットやお電話でお問い合わせを頂けましたら、ご案内させていただきます。
しかし、実際に見てみないとわからないことが数多くあるため、現地に足を運んで査定させていただきます。

もちろん出張査定は無料で行っております。

実際に見て、オプションがついていたり、思ったよりキレイだったりとプラス査定させていただくこともあれば、逆もあります。
まずはメーカー名と型番をメモして、お気軽にお問い合わせください!

ウルトラファーム出張買取の流れ

お問い合わせ・出張買取依頼

出張買取フォーム、またはお電話にてお気軽にお問い合わせください。専任スタッフより折り返しご連絡いたします。
査定内容のご確認や、訪問日時を確定させていただきます。

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農機具の保管場所にて査定

知識豊富な専門鑑定士が、保管先にお伺いし、1点1点丁寧に査定いたします。

[ 高価買取ポイント ]
洗車いただいていると、状態把握がしやすく査定がスムーズになります。

農機具の保管場所にて査定

2

最後のステップへ
その場で現金にてお支払い

査定金額にご納得いただけましたら、その場で現金いてお支払いいたします。もし金額にご納得いただけなくてもキャンセルOK!
キャンセル費用はかかりません。

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