古いユンボも売れる?ユンボ買取の基準と高く売るためのポイント

建設現場や農業の現場で活躍してきたユンボ。一見、使い古された重機は無価値に思えるかもしれません。しかし、実は隠れた価値を秘めている可能性が、大いにあるのです。

年式や状態、メーカーによっては、驚くほどの高額買取が可能です。

この記事では、ミニユンボから大型ユンボまでの買取相場、主要メーカー別の特徴、さらにユンボを高く売るためのコツを詳しく解説しています。

ぜひ最後まで読み進め、ユンボの売却に役立ててください。

目次

【タイプ別】ユンボの買取相場

ユンボの買取相場を、ミニユンボ・中型ユンボ・大型ユンボに分けて解説します。

ミニユンボ

ミニユンボは、重量が0.5トン未満から3トン程度の小型油圧ショベルを指します。買取相場は、数十万円から数百万円程度です。

特に人気のあるメーカーやモデル、または使用時間が少ないものは高値がつくことがあります。中古市場では、コンパクトさと機動性が評価され、需要が高い傾向にあります。

中型ユンボ

中型ユンボは、重量3トンから6トン程度の油圧ショベルを指し、建設現場や土木工事で広く使用されるサイズで、ミニユンボよりもパワフルで多用途です。買取相場は、100万円台から数百万円程度です。

年式が新しく、メンテナンスが行き届いているものは、特に高い価格で取引されることが多いです。また、アタッチメントの有無や種類も価格に影響を与える要素となります。

大型ユンボ

大型ユンボは、重量が6トン以上で、主に大規模な土木工事や採掘現場で使用される重機です。買取相場は数百万円から3,000万円程度が目安となります。

特に、最新の技術を搭載したモデルや、燃費効率が良いものは高値で取引される傾向があります。大型ユンボは、耐久性やパワーが重視されるため、使用時間やメンテナンス履歴が価格に大きく影響します。

【メーカー別】ユンボの買取相場

ここでは、メーカー別にユンボの買取相場を紹介します。

クボタ

クボタは、ミニユンボ市場での評価が高く、業界トップクラスのシェアを誇ります。買取相場は、機種や状態によりますが、「RX-306」では約33万円から140万円程度が目安です。

クボタのユンボは、コンパクトで操作性が高く、都市部の狭い現場での作業に適しています。

ヤンマー

ヤンマーは、農業機械や建設機械で知られる日本のメーカーで、耐久性と燃費効率の良さが特徴です。買取相場は、「ViO」シリーズのミニユンボでは約50万円から150万円程度とされています。

ヤンマーのユンボは、環境性能にも優れており、低燃費エンジンを搭載しています。

コマツ

コマツは、日本を代表する建機メーカーとして、幅広いサイズ展開と信頼性の高さが特徴です。「PC15MR-1」や「PC58UU-3」などの機種は、型落ちしたモデルでも高値で取引されることが多く、買取相場は20万円から90万円程度です。

コマツのユンボは、耐久性と操作性に優れ、さまざまな現場で活躍しています。

日立建機

日立建機のユンボは、オレンジ色のボディカラーで特徴的で、油圧システムと耐久性の高さが評価され、特に大型機での人気が高いです。買取相場は、「EX60」では約90万円、「ZH200-A」では約630万円程度が目安となります。

高い技術力と信頼性から需要が多くあり、特に耐久性が求められる現場での使用に適しています。

キャタピラー

キャタピラー(CAT)は、世界的ブランドとしての信頼性と性能の高さが特徴で、特に大型機での評価が抜群です。パワフルで足回りがしっかりとした動きに定評があります。買取相場は、「CAT200B」では360万円、「320DRR」では450万円程度が目安です。

グローバルでの部品供給網の充実も評価ポイントです。

住友重機

住友重機械工業は、日本の総合重機メーカーで、油圧ショベルの分野でも高い技術力を持っています。買取相場は、「SH75X-3」では約100万円から200万円程度とされています。

国内での手厚いサポート体制も中古価格の安定に繋がっています。

コベルコ

コベルコ建機は、低燃費性能と作業効率の高さが特徴で、解体用途での評価が特に高いです。買取相場は、「SK60SR」では約44万円から165万円程度とされています。

コベルコのユンボは、低燃費と高い作業効率が特徴で、環境性能にも優れています。 

ユンボを高く売るコツ

ユンボを高く売るには、以下のポイントを念頭に置いておきましょう。

  • 掃除をしておく
  • 付属品を揃えておく
  • 地域を考慮する
  • 売る時期を考慮する
  • 信頼できる農機具買取業者を選ぶ

では、ひとつずつ説明します。

掃除をしておく

見た目の清潔さは査定時に好印象を与え、買取価格が高くなるひとつのきっかけとなるため、意外と無視できないポイントです。特に、泥や油汚れをしっかりと落とし、錆びや傷が目立たないようにすることで、査定額が上がる可能性があります。

付属品を揃えておく

購入時に付属していた部品や備品、マニュアルを可能な限り揃えておくことも効果的です。付属品が全て揃っていると、購入当時の価値を維持しやすく、再販時にも高く評価されやすくなります。

例えば、取り外し可能なアタッチメントや工具がある場合、それらを含めて提出することで査定額が上がりやすくなるでしょう。

また、メンテナンス記録簿は、機械の管理状態を証明する重要な書類となります。さらに、追加アタッチメントがある場合は、それらも含めて査定を受けることで、総合的な買取価格の向上が期待できます。

地域を考慮する

地域を限定することも賢明な戦略です。輸送費用は買取価格に大きく影響するため、地域の特性や需要を考慮することが重要です。

例えば、建設工事が盛んな地域では中型・大型ユンボの需要が高く、農業地域では小型ユンボの需要が高くなる傾向にあります。

自分の住む地域だけでなく、隣接する地域にも需要があるかどうかを調べ、そこに需要がある場合はその地域での売却を検討するとよいでしょう。

売る時期を考慮する

売却時期の選択も重要な要素です。一般的に、建設工事や農作業が本格化する春から夏にかけては中古ユンボの需要が高まり、買取価格も上昇する傾向にあります。

逆に、冬場は工事量が減少するため、価格が下がりやすくなります。また、年度末の3月は予算消化の関係で買取価格が上がることもあります。このような市場の季節変動を把握し、適切なタイミングでの売却を心がけましょう。

信頼できる農機具買取業者を選ぶ

最後に、信頼できる農機具買取業者を選ぶことは、適正価格での取引を実現する上で非常に重要です。実績のある業者は、豊富な販路と専門知識を持っているため、機械の価値を適切に評価できます。

複数の業者から見積もりを取り、査定額を比較することはもちろん、業者の対応の丁寧さ、説明の明確さ、アフターフォローの充実度なども重要な選択基準となります。また、買取実績や顧客評価などの情報も参考にしながら、信頼できる業者を選定することをおすすめします。

ユンボの買取基準

ユンボの買取基準には、機械の年式、稼働時間をはじめ、保管状態、メンテナンス履歴、外観の美しさ、そして付属品の有無などが含まれます。これらの要素を総合的に評価し、再販価値がどの程度あるかを見極めて買取価格が決まります。

特に年式は、最新の技術を持つものが高値で取引されやすい傾向がありますが、古いユンボでも一定の需要があるため売却可能です。

古いユンボは、一般的には買取価格が大幅に下がったり、買取不可能と判断されることが多いです。しかし、実際には状況によっては買取可能な場合があります。特に、海外の新興国や途上国向けの販路を持つ買取業者は、古いユンボでも比較的高価で買い取ることがあります。

また、動かないユンボも、一般的には買取価格が大幅に減額されるか、買取不可能とされることが多いです。しかし、実際には多くの買取業者が動かないユンボも買取対象としています。

海外輸出や部品再利用を目的とする買取業者は、動かないユンボでも価値を見出すことがあります。特に、東南アジアや発展途上国では、修理や部品利用の需要が高いため、買取可能性が広がります。

ユンボが買取不可だった場合の処分方法

ユンボの買取ができなかった場合、下取りと廃棄業者への依頼という選択肢が残されます。また、ユンボの処分については、関連記事で詳しく説明しているため、そちらも参照してください。

下取りできるか確認する

まず、ユンボを下取りしてもらえるかどうか確認することが考えられます。特に新しい重機を購入する際に、古いユンボを下取りに出すことで、新規購入の割引として利用できることが多いです。

販売業者によっては古い機械に関しても下取り対応をしている場合があるため、購入先や他の販売店に問い合わせてみるとよいでしょう。下取りが成立すれば、手間をかけずに古いユンボを引き取ってもらい、新しい機械を導入する際のコストダウンにも繫がります。

廃棄業者へ依頼する

買取も下取りも不可能な場合、最終的な選択肢は廃棄業者への解体依頼となります。この方法は、ユンボを完全に処分したい場合に最も確実な方法です。廃棄業者は、たとえ動かない、または著しく劣化したユンボでも引き取りが可能です。

解体処分には一定の費用がかかることも覚悟する必要があります。小型重機の場合は1〜2万円、大型重機の場合は3〜5万円程度の解体費用が発生します。

さらに、自走不可能な場合はレッカー費用も追加で必要となり、小型重機で1万円、大型重機で3万円程度の費用が見込まれます。

まとめ

そこで、農機具買取の専門店ウルトラファームをぜひおすすめしたいと思います。ウルトラファームは、ユンボを含む農業機械や建設機械の買取に特化した専門店で、豊富な経験と専門知識を持つスタッフが、お客様の機械を適正価格で買い取ります。

ウルトラファームの強みは、メーカーや機種を問わず、幅広いユンボの買取に対応していることです。ミニユンボから大型ユンボまで、クボタ、ヤンマー、コマツ、日立建機、キャタピラーなど、あらゆるメーカーの機械を高価で買い取ります。

古いユンボや動かない機械でも丁寧に査定し、可能な限り高い価格での買取を提案します。

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