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耕運機は土を耕すための農機具で、農地の耕運・畝立て(うねたて)の生産性アップに欠かせません。
本記事では、耕運機の基本的な使い方から、操作に困ったときの対処法、注意点までを解説しています。
耕運機の使用が初めてで、取り扱いに慣れていない人は、ぜひ参考にしてください。
耕運機の基本的な使用法について説明します。
耕運機のエンジンを始動する際の手順は、一般的に以下のように行います。
ただし、これは基本的な流れであり、メーカーやモデルによっては異なる場合があるので、詳しくは使用する機器の説明書を参照することが必要です。
以上が、耕運機のエンジンのかけ方の手順です。
多くの場合、耕運機の前部にはタイヤがあり、後部には耕運爪(耕土を掘り起こすための部品)が取り付けられています。
このタイプの耕運機は「リアロータリー式」といい、後で「耕運機の種類」にて説明します。
基本的な前進の操作は、以下の通りです。
耕運機の操作には、安全への注意が必要となります。耕運機を持ち上げすぎるとバランスを崩しやすくなるため、耕運爪が軽く地面から離れる程度に留めるとよいでしょう。
耕運機を使用して土を耕す方法は、以下の手順で行います。
ここでの説明は、耕運爪が機械後部に取り付けられているリアロータリー式を想定しています。
以上が耕運機で土を耕すときの流れです。
耕運を始める際は、ゆっくりと低速で前進させることがポイントです。
速く進むと、回転爪が土にしっかり入る前に進んでしまうため、適切な耕運ができません。
固い土や耕運機のパワーが不足している場合は、一度耕した後に再度耕運を行うことで、より深く耕すことができます。
また、機種によっては、畝立てや整地のためのアタッチメントを取り付けられ、用途に特化した作業が行えるため便利です。
耕運機には、基本的に3種類に分類できます。
それぞれ説明します。
車軸ロータリー式は、車軸自体にロータリー(回転刃)が装着されているタイプの耕運機です。
コンパクトで小回りが効き、狭いスペースや障害物の周りでも操作がしやすい特徴があり、比較的低価格であることからも、初心者にとって入手しやすいタイプの耕運機といえるでしょう。
一方で、車軸ロータリー式はタイヤがついていないため、前進時はややぎこちなく動き、田んぼや畑への移動が不便になることがあります。
他のタイプの耕運機に比べ、ややパワーで劣ることもデメリットとして挙げられます。
フロントロータリー式は、その名の通り、ロータリーが前側に配置されています。タイヤは機体の後ろ側に位置します。
この構造により、耕運機の重心が安定して操作がしやすく、タイヤがついているため方向転換がスムーズに行えるのがメリットです。
また、ロータリーが機体の前側に位置しているのは、使用者の足元から離れてることを意味するため、足の巻き込み事故が起こりにくくなります。
しかし、フロントロータリー式は、構造上、深く土を耕すことが難しいというデメリットもあります。
ロータリーを土に深く食い込ませる力がやや弱いため、土の状態によっては作業効率に問題が生じる場合も考えられるでしょう。
リアロータリー式は、ロータリーが機体の後ろ側に取り付けられており、耕運機としてオーソドックスなタイプです。
タイヤが前方にあり、ロータリーを引っ張りながら耕運するため、直進性に優れています。
また、エンジン部分の重量がロータリーに集中していることから土への食い込みが深くなり、安定して土を耕せるメリットがあります。
ただし、回転刃が使用者の足元に近いため、巻き込み事故には十分な注意が必要です。
安全性を重視するなら、ロータリーカバーが付いている機種や、バック操作時にロータリーが自動的に停止する安全機能が備わった機種を選ぶことがおすすめです。
耕運機を使用していると、エンジンがかからない、前進しすぎてしまう、旋回できないといった症状に悩まされることがあります。
それぞれの対処法を解説しているので、耕運機の扱いに慣れるためにも以下の内容を参考にしてください。
耕運機のエンジンがかからないとき、下記のような原因が考えられます。
変速レバーの位置は、エンジンをかける際「ニュートラル」になっている必要があります。
これは耕運機の扱いに慣れていない初心者の場合、起こりがちな原因です。
バッテリー上がりは、エンジントラブルで比較的よく見られる原因ですが、この場合、バッテリーの充電か、あるいは新しいバッテリーへの交換が必要になります。
ヒューズが切れていると、電力を供給できずエンジンは始動しません。ヒューズの状態を確認して、必要に応じて交換しましょう。
エンジントラブルについて詳しくは「耕運機のエンジンがかからない原因と対処法」をご覧ください。
土が固い場合、耕運機が前に進みすぎて安定して耕せないことがあります。
これを解決するには、初めに土の表面を軽くほぐし、表面がほぐれた後で、少しずつ深く耕していくとよいでしょう。
また、耕運機のハンドルを押し下げることも効果的です。これにより、ロータリーがしっかりと土に食い込むようになります。
耕運機がうまく旋回できないときは、ハンドルを持ち上げて自分自身が耕運機の周りを大きく回り込むようにすることがポイントです。
耕運機自体を押して回すのではなく、耕運機を軸にして自分が動きます。
この方法であれば小回りの効いた動かし方ができ、次に耕運したい場所に正確に移動することができるでしょう。
耕運機を旋回させる際に、耕運機ごと大きく回ろうとすると、大回りしてしまい、目的の場所からずれてしまいやすくなります。
耕運機が重い場合や操作に慣れていない場合には、このような誤った旋回方法を取ってしまいがちであるため、自分が回ることを意識することが大切です。
耕運機の使用では、足の巻き込みなど事故には十分に注意する必要があります。
安全に使用するため、以下の項目を参照してください。
耕運機を使用する際に注意したいのが、足の巻き込み事故です。
耕運機に足を巻き込まれると、大量出血や骨折など重大な怪我につながることがあります。
巻き込み事故は、特にバック操作中に起こりやすい傾向があることを知っておきましょう。
耕運機でバック操作を行う際、前進とは異なり、後方の見えにくい段差や土に足を取られて転倒しやすくなることから、巻き込み事故が発生します。
普段見慣れた環境でも、後ろ向きで歩くと障害物を見落としてしまいやすくなるものです。
巻き込み事故防止のためには、極力バック操作を避けてください。
バックをする必要がある場合には、操作を一時停止し、後方と足元をしっかりと確認した上で行うようにするとよいでしょう。
ダッシングとは、固い土を耕運しているときに、耕運機の機体が突然前方に押し出されることを指します。
ダッシングが発生した際、使用者が力で耕運機を抑えようとすると、足を滑らせるなどして、機械の刃に足を巻き込んでしまう事故につながることがあります。
ダッシングが起きたときの正しい対処法は、クラッチを外し、手を離すことです。
こうすることで耕運機が急に動くのを防ぎ、安全に距離を取ることができます。
決して力で耕運機を止めようとせず、安全を最優先に考えることが重要です。
キックバックとは、固い土を耕しているとき耕運機が跳ね返り、急に後方に動くことを指します。
この反動により、使用者が足を巻き込まれたり、耕運機の車体にぶつかったりするなどの事故が発生することがあります。
固い土での耕運作業においてキックバックを避けるためには、初めに回転数や走行速度を抑えてゆっくりと作業を開始することが大切です。
一般的には、耕運機の性能をフルに活用して作業を行うことが推奨されることが多いですが、固い土を耕す場合にはこの通常のアプローチを変更する必要があります。
始めは控えめに操作し、土の状態に応じて徐々に回転数や速度を上げていくようにしましょう。
また、安全のためには耕運機のロータリー部分にカバーをつけた状態で使用することも重要です。
カバーは、ロータリーからの飛散物や不意の接触を防ぐための安全装置であり、常に装着した状態で使用することが望ましいです。
耕運機の使い方について解説しました。
まずは、エンジンをかける、前進する、土を耕すといった基本操作を覚えましょう。
耕運機の扱いに慣れてきたら、足の巻き込みなど重大事故を引き起こさないように十分な注意をしてください。
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