私たちウルトラファームは農機具を買い取っています。
長年使われてた中古農機具を買い取ってどうするのでしょうか。もちろん、必要であればメンテナンスして新しい買い手をみつけて再販売します。
農機具には農機具の中古市場(マーケット)があります。
ではその中古農機具市場の仕組みはどのようなものになっているのでしょうか。気になる業界の裏側をお知らせします。
農機具、ただ中古品を売るだけではありません
私たちウルトラファームが買い取らせていただいた農機具は、主にアジアに再販されます。もちろん、国内で個人の方向けに売ることもあります。
ただ右から左に横流しするのであれば、あなた様はインターネットオークションなどを通じて、自分で直接売ったほうが良いですよね。しかしウルトラファームでは、メンテナンスをしっかり行っているのです。
特に、日本のお客様に国内で販売する場合は、できる限り汚れをおとし、傷を修復して、中古品ながら美品に仕上げるまでしっかり手をいれます。ここはウルトラファームにはメンテナンスのノウハウがありますので、かなりキレイに仕上がります。あなたは傷だらけ、泥だらけのままウルトラファームに売っても良いのです。
もちろん、メンテナンスした時間と手間はコストに還元されますので、その分だけ売価が高くなりますし、あまりに汚れていれば査定額も低くなります。よって、できる限り高く売ろうと思ったら、あなたは農機具を磨いてあげて、汚れや傷を落としてあげるのが望ましいでしょう。
ウルトラファームの本音をいえば、汚いまま安く買って、ピカピカに磨いて、新しいお客様に高値で売ると儲かるのですが、あまりそんなことをしても意味がないので、誠実にお伝えさせていただきます。特に中古品を感じさせないぐらい、キレイにしていただけると査定額は上がります。
なぜ海外に需要があるのか
2010年の農林業センサスをもとにした農林水産省の資料では、販売農家(経営耕地が30a以上か、農産物の販売金額が50万円以上の農家)は163万戸、トラクターの所有台数は163万台でした。1戸に1台ほどの割合で、トラクターが行き渡っていたことになります。
なお、農業用機械の所有台数を調べる項目は2020年のセンサスでなくなり、2015年の調査が最後になっています。2025年のセンサスでは、農業経営体は83万6千経営体で、5年前より22.3%減りました。農業をやめる方が増えるなかで、手放される農機具も中古として出てきやすい状況です。
ご存知のとおり、トラクターや田植機をはじめとする農機具は、風雨にさらされて厳しい環境の中で過ごすことを目的として作られているため、車よりはるかに頑丈で質が高いのです。中古売買の仕組みは車に似ていますが、つくりは全く違います。そのため、値段も高かっただろうと思います。
そして、ヤンマーやヤマハ発動機、クボタなどの有名メーカーの農機具は、非常に高いので海外の特に新興国の人たちには手が出ないことが多いのです。
そのため、ある程度のメンテナンスをして、海外あてに輸出します。日本農業機械工業会が財務省の貿易統計をもとにまとめた資料では、2025年に輸出された中古トラクターは5万3,926台でした。
いちばん多い輸出先はベトナムで1万7,260台、次いでポーランド、ブルガリア、オランダと、ヨーロッパ向けも全体の半分ほどを占めています。
海外の場合、できる限り本体を安く買いたいというニーズも高く、また一般的に海外の農家はあまり所得が高くありません。したがって、しっかりメンテナンスしてしまうと高くなりすぎて相場と乖離するため、海外のバイヤーにはメンテナンスせず比較的仕入れ値に近い価格で売ることも多いのです。
海外バイヤーはそれらを買い付け、そして自分たちでメンテナンスして外国内で販売します。そのため、結局新しい買い手には動くようになった農機具が残りますので、いま不動車をウルトラファームに売りたいと思っていても、大丈夫なので安心してください。
そして、修理をして売ることを前提にするのであれば、やはり世界中にパーツの供給が行き届いている大手のメーカーの農機具が高く売れることは必然ではないでしょうか。海外であっても入手しやすく、国際展開していて自分でリペアができるようなメーカーが好まれます。具体的には、クボタが国際的に強いです。
そのため、
クボタはとてもアジア圏を中心としたニーズが高く、高値買取になりやすいのです。
国内で日本の農家に売る
いまはインターネットが発達していますので、インターネットオークション等を通じて、個人の方に売ることもあります。
個人の方で中古を買うことは最近増えてきたのです。特に、他業種から就農して新しく農業を始める人達は小資本のため、Webを通じて中古の農機具を買うことに抵抗があまりないものと考えられます。
しかし、海外に売る場合と違って、個人のお客様への販売になりますので、修理はウルトラファーム側で行います。
ウルトラファームには修理のノウハウがありますので、購入した農機具が中古の市場で売れるよう、メンテナンスをしっかりと行うことができます。
海外では日本の中古トラクターが売れ続けている
日本の中古トラクターは、毎年5万台を超える規模で海外へ輸出されています。日本農業機械工業会が財務省の貿易統計をもとにまとめた資料では、2015年は6万439台、2020年は5万1,663台、2025年は5万3,926台でした。2015年から2025年までの11年間、年5万1千〜6万3千台ほどの幅で推移しています。
為替も影響はあります。日本銀行の統計で東京市場のドル円相場(月中平均)を見ると、2012年1月は1ドル76.94円、2026年9月は156.23円でした。円安のときは、海外のバイヤーにとって日本の中古品を仕入れやすくなります。ただ、1ドル103円台だった2020年12月を含む2020年も、輸出は5万台を超えていました。
為替だけで需要は決まりません。
頑丈で長く使えること、修理の部品が手に入りやすいことが、日本製の中古農機具が選ばれ続けている理由と考えられます。為替は先の読めないものなので、売り時は農機具の状態や年式も含めて考えるのがおすすめです。迷っているなら、まずは査定で今の値段を確かめてみてください。
市場がある業者間のルートで売る
ウルトラファームも加盟する業者間のネットワークがあります。そこには市場が形成され、一般の人が見ることのできない価格で、
各業者が引き取った農機具が売られています。買取はもちろん業者です。そこでの価格をお知らせすることはできないのですが、高いものから安いものまで、とても幅広く売られています。
その業者間では、ほとんど買い取って間もない農機具が市場として形成されています。より全国の、クボタに強い、ヤンマーに強い、精米機に強いなどの業者に特定の農機具が集まる傾向にあるようです。
これは車の中古車を考えてみるととても良くわかることだろうと思います。中古車も、海外に整備しないまま売るケース、整備して国内の中古車ユーザーに売るケース、そして業者間の売買がありますよね。それと同じです。
市場価格って何?価格は需要と供給で自然に適正価格となる
農機具の買取価格は、売り先によって差が出ることがあります。農協も含めて、いくつかの売り先で査定を比べてみると、値段の違いがわかりやすくなります。
そもそも、「需要と供給」ということばを聞いたことはあるでしょうか?つまり買いたいという思いと、売りたいという思いが一致した時、価格はだいたい均衡の取れた価格に勝手にきまるものなのです。それを「市場原理」と呼びます。

市場原理という言葉を、ニュースや新聞などで聞いたことがあると思います。つまり自然に価格が決定され、必要とされるものは高く売れ、必要とされないものは安く買われるということです。農協や国の思惑が入っていないので、
中古の農機具は自由価格です。いくらで売っても構わないのです。
かといって、新車で農機具を買うよりも高いとか、新車代金×90%で売りたいとかの無理はいえません。しかし、10年20年、長く乗り続けた農機具ですから、もう売れないだろうと思っていたものに、価格がつく、処分費の持ち出しどころか、収入が得られるのであれば、見積もりだけでもやってみようと思うのではないでしょうか。
その売却のお手伝いをさせていただくのが、私たちウルトラファームの仕事です。
まだまだ市場が掘り起こせていない農機具は多い
中古の農機具はマーケットになっています。つまり市場が形成されており、スーパーでモノを買うのと同じように、仕入れ値と卸売価格と、販売価格があります。そのため、市場に出回る農機具が増えれば、中古の農機具市場は活性化します。
しかし出回らないなら出回らないで、市場価格が今度は高めになります。買いたい人が多ければ、金額は上がっていきますので、農機具を売ることだけ考えれば、農家が減少して中古の農機具が出回らないのは良いことではないでしょうか。実際、農家の数は減っており、
まだまだ市場に眠っている農機具は多いのです。
しかし日本のこと、日本の食糧自給率を考えた場合、農家の活性化は非常に良いことです。いまは新規に就農する若い人もいますが、そうした人たちはあまりお金をかけられません。田んぼの購入やその他の資材・準備などに莫大なお金がかかりますので、農機具は中古で、というスタンスの方も多いのです。
今の若い人はヤフオクやメルカリで中古品にも理解があり、リスクを避けるために農機具は安くスタートしたい、ただ、すぐに壊れてしまってはコスパが悪い、ということで、中古の農機具を求める傾向があるのです。
そうした人にウルトラファームは新規就農のお手伝いの意味でも、日本の食糧自給率の活性化のためにも、適正な中古価格で販売しています。できる限り気持ちを込めてお値段をつけさせていただき、買い取って、こちらで精いっぱいメンテナンスして価値を高め、まるで新品のように蘇らせてから、市場に出すのです。
ウルトラファームの中古農機具買取は、だいたいこのような流れになっています。
市場を理解すれば、安心して売ることができる!
中古農機具の仕組みについて見てきましたが、農機具の市場がわかれば、何か怪しいものではないことがおわかりいただけると思います。
例えば、全国の消費生活センターなどに寄せられた不用品回収サービスの相談は、2021年度に2,000件を超えました。なかには、作業が終わってから事前の説明と違う高額な料金を求められたという例もあります。
しかし農機具の買取、特にウルトラファームでは安心です。ウルトラファームで購入させていただいた農機具がどうなるかを今回見てきましたが、安心して売れるのではないでしょうか。海外、国内、インターネット、そして業者。これらの買い手が数多くいるので、安心して査定を任せることができるのです。
お気軽にお問い合わせください。
中古農機具の市場でよくある質問
動かない農機具でも買取してもらえますか?
買取の対象になることがあります。海外のバイヤーが買い付けて自分で整備して売るため、動かない農機具にも買い手がつくのです。不動車でも、まず査定を受けられます。
中古農機具は海外でなぜ需要がありますか?
有名メーカーの新品は新興国の農家に手が出しにくく、頑丈な日本の中古が求められます。中古トラクターはいちばん多い輸出先がベトナムで、ヨーロッパ向けも多く、クボタのように部品の供給が行き届くメーカーが好まれます。
農機具を査定に出す前に掃除は必要ですか?
必須ではなく、泥だらけでも買取を頼めます。ただ汚れや傷を落としてから出すと、査定額が上がりやすくなります。磨いておくほど、中古品らしさが薄れて評価が上がる傾向です。
古い農機具はどこに売りますか?
買い手は海外のバイヤーや国内の個人、業者間の市場など複数あります。複数の買取業者に査定を依頼して、売り先を比べてから決めましょう。