自走式草刈機に資格は必要なのか?

ハンマーナイフモアなど自走式草刈機や乗用草刈機を扱う際に、資格は必要ないのでしょうか。

草刈機は効率的に草刈りができる便利な機械ですが、扱いを誤れば怪我や事故の原因となるため、資格の取得を義務付けられていても不思議ではありません。

本記事では、草刈機の資格や草刈機の安全使用について解説します。

目次

自走式草刈機に資格は必要なのか?

結論からいえば、自走式草刈機を取り扱う際に資格は必要ありません。

歩行しながら操作するハンマーナイフモアのような自走式草刈機の取り扱いは、資格がなくてもできます。

また、機体に乗り込んで操作する自走式草刈機である乗用草刈機であっても、操作自体に関して資格や免許は不要です。

このように、自走式草刈機の扱いに資格は要求されないため、草刈機の初心者でも購入してすぐに扱うことができます。

ただ、ハンドル操作する草刈機である刈払機には「刈払機取扱作業者安全衛生教育」という講習があり、これを受講することで刈払機の安全な取り扱いを学べます。

参考:一般財団法人 中小建設業特別教育協会「刈払機取扱作業者安全衛生教育 講習会のご案内」

「刈払機取扱い作業者安全衛生教育」とは

「刈払機取扱い作業者安全衛生教育」とは、草刈機を使用する際の安全確保と振動障害の防止を目的とした講習です。

この講習を修了することで、刈払機取扱作業者になれます。

<学科>

内容 時間
刈払機取扱作業者 1.0時間
刈払機を使用する作業に関する知識 1.0時間
刈払機の点検及び整備に関する知識 0.5時間
振動障害及びその予防に関する知識 2.0時間
関係法令 0.5時間

<実技>

内容 時間
刈払機の作業等 1時間

学科が5時間、実技が1時間で合計6時間の試験です。

対象者は「刈払機を使用する作業に従事する者」であり、特に特に受講資格は設けられていません。

資格の取得が刈払機使用の必須要件ではありませんが、刈払機の操作に不慣れな人でも事故を防ぐための重要な知識を身につけることができるため、安全面で大きなメリットがあります。

自走式草刈機の選び方

自走式草刈機を選ぶ際に押さえておきたいことを、3つ紹介します。

自走式が便利な点

自走式草刈機の主なメリットは、エンジン駆動により自動で前進する機能にあるでしょう。

通常の草刈機(刈払機)は手動で操作する必要がありますが、自走式なら作業者の負担を大幅に軽減できます。

特に広い土地や起伏のある地形では、作業効率が高まり、作業時間の短縮にも繋がります。

刈払機との違い

刈払機は肩に掛け、ハンドルを操作して動かすタイプの草刈機です。

狭い場所や、人の手で操作に微調整が必要な難易度の高い場所での草刈りに向いています。

軽量でありながらもパワフルなカッティング能力を持つため、山林や河川敷などのアクセスが難しい場所での作業にも適しています。

一方、自走式草刈り機は、大きな土地や平坦な場所での大量の草刈り作業に最適です。

自走するため、広い範囲を短時間で刈り取ることが可能で、長時間の作業にも適しています。

刈幅や耐久性で選ぶ

自走式草刈機を選ぶ際には、刈り幅と耐久性を考慮しましょう。

刈り幅に関しては、使用する土地の広さに合わせて選ぶことが重要です。

広い土地では、作業効率を高めるために幅広のモデルが適しています。一方、狭いスペースや細部の作業には、より狭い刈り幅のモデルが望ましいでしょう。

次に耐久性ですが、これは使用環境と使用頻度によって異なります。

頻繁に使用する場合や厳しい環境での作業を考慮するならば、頑丈なフレームや高品質な刃を備えたモデルが適しています。

さらに、購入前には実際に機器を試用してみましょう。

操作感や重さ、音など、実際の使用感を確かめることで、後悔のない選択が可能となります。

これらの点を踏まえて選ぶことで、効率的で長持ちする自走式草刈機を見つけることができるはずです。

斜面に適応する角度を確認する

斜面の草刈りは、平坦な地面のように草刈機が安定せず困難が伴います。

このような斜面の草刈りに適している自走式草刈機が、スパイダーモアです。

スパイダーモアはスパイクのように斜面をしっかり捉えるため、傾斜地の草刈りを効率的に行なえます。

背の高い草が苦手、凹凸のある地面には不向きなどスパイダーモアには欠点もありますが、草刈りをする場所によって適切な自走式草刈機を選びましょう。

自走式草刈機を安全に使用するために

草刈機を安全に使用するためには、定期的なメンテナンスが重要です。

農作業で頻繁に使われる草刈機は、適切な手入れを行うことで、故障や怪我のリスクを大幅に減らすことができます。

メンテナンスにより刃を鋭利に保ち、エンジンの状態を良好に保つことができます。

定期的な点検は草刈機の性能を長期間維持することにも繋がり、結果的に経済的なメリットも生まれるでしょう。

まとめ

自走式草刈機の操作に、資格は必要ありません。

しかし、草刈機を安全に使用するためには、資格が必要ないからといって知識の習得が必要ないというわけでは決してありません。

刈払機の場合には、刈払機取扱作業者安全衛生教育の講習会などが催されています。

このような学習の機会があれば積極的に利用し、安全に使用するための情報収集に努めるとよいでしょう。

草刈機は使用を誤ると、重大事故や死亡災害に繋がることも考えられます。

資格が不要でも、草刈機の使用には安全に関する十分な知識を習得が求められます。

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