ヤンマーコンバイン価格表|新車価格と中古相場の目安を徹底解説

「最新のYHシリーズの新車価格はいくらするのか?」
「中古のAJシリーズやGCシリーズの価格相場は?」

ヤンマーのコンバインを購入・買い替えする際、新車と中古の価格相場は最初に押さえておきたい情報です。

ヤンマーの公式サイトにも新車価格は掲載されていますが、複数モデルを比較するのは少し手間がかかります。そこでこの記事では、主要モデルの新車価格一覧をまとめました。この一覧を見れば、ヤンマーコンバインの価格帯を一目で把握できます。

また、中古市場で人気のAJシリーズやGCシリーズなど、小型から大型までの中古価格相場も合わせて紹介。この記事を読めば、あなたの用途や予算に合ったヤンマーコンバインを選ぶための目安がしっかりつかめるはずです。

目次

ヤンマーコンバインの現行モデルについて

稲刈り機の前を歩く白いサギと田んぼの様子

ヤンマーのコンバインは、2026年10月時点でYHシリーズに統一されています。かつては「GC」や「CA」シリーズなど、複数のラインナップが存在していましたが、現在公式サイトに掲載されているのはYHシリーズのみです。

YHシリーズは、小型から大型まで幅広いモデルがそろっており、2条刈り〜7条刈りまでの仕様が選べます。こうした仕様は、型式を見れば分かります。

「YH325R」という型式を例に取ると、それぞれのアルファベット・数字は以下の意味となっています。

  • YH:シリーズ名
  • 3:条数(3条刈り)
  • 25:エンジン出力(25PS)
  • R:区分(機能の違い)

現行モデルは自脱型のほかにオートコンバイン、普通型コンバインが販売されています。では、次にこの現行モデルの価格表を見ていきましょう。

【新車】ヤンマーコンバインの価格表

稲を刈る赤い農業機械と農村風景

ヤンマーの公式サイトを見ると、2026年10月時点で、自脱型コンバインとオート仕様、普通型コンバインがラインナップされています。価格帯は200万円台から2,700万円台にわたっています。

参考:ヤンマー「コンバイン・普通型コンバイン用アタッチメント・バインダー・自走自脱・籾すり機・粗選機・調製機 – コンバイン」

これら全モデルのコンバインの価格表一覧を紹介します。

ただし、同じモデルでも標準装備の違いにより仕様が異なり、それに応じて価格も変わります。例えば、YH214A系の価格表は以下のとおりです。

型式仕様メーカー希望小売価格(10%税込)
YH214AHH2,684,000円
YH214AHJ2,739,000円
YH214AJFL3,025,000円
YH214AJWFL3,080,000円

この記事では一覧で比較しやすいよう、「YH214AH」の2,684,000円(最上段でもっとも低価格なもの)のみを基本価格として取り上げていきます。つまり、YH214A系のモデルとして価格表一覧に記載するのは、「YH214AH」の2,684,000円だけに簡略化しているということです。

これを理解したうえで、ヤンマーコンバインの価格表一覧を参考にしてください。

型式仕様メーカー希望小売価格(10%税込・円)
YH214AHH2,684,000円
YH217AMHL3,597,000円
YH220AMHL4,048,000円
YH320AMHL4,422,000円
YH223AXH4,796,000円
YH323AXH5,247,000円
YH448AEJU7,700,000円
YH325RXJ6,336,000円
YH333RXJ7,106,000円
YH440REJU8,844,000円
YH452REJU9,504,000円
YH462AJU11,110,000円
YH471AJWU12,364,000円
YH571AJWU13,684,000円
YH5101AJWU15,697,000円
YH6101JU17,776,000円
YH6115XJPUI20,537,000円
YH6135QXJPU23,496,000円
YH6135,A
(オートコンバイン)
QXJPUAM225,938,000円(A:オート仕様)
YH7135QXJPU24,948,000円
YH7135,A
(オートコンバイン)
QXJPUAM227,390,000円(A:オート仕様)
YH400
(普通型コンバイン)
–9,372,000円
YH700MA
(普通型コンバイン)
Q20BX-JP11,143,000円
YH1170
(普通型コンバイン)
QSJG20,383,000円

※2026年10月時点のヤンマー公式「価格」ページに掲載の10%税込メーカー希望小売価格(各ページの表記は2025年12月〜2026年7月現在)。価格は予告なく変更されることがあります。

【中古】ヤンマーコンバインの価格相場

稲を刈る赤い農業機械と農村風景

ここでは、ヤンマーコンバインの中古価格の実例を、以下のように分類して紹介します。

  • 2条刈りモデル
  • 3条刈りモデル
  • 4条刈り〜モデル

さきほど見てきた新車価格と合わせれば、大まかに中古だとどれくらい安価になるかの程度を掴めるはずです。「この条数・馬力の機種が新車で○○万円だったなら、中古ではだいたいどれくらいで買えるか」という目安を持てるでしょう。

2条刈りモデル

型式価格条数馬力使用時間参照元
ヤンマー GC218G220,000円2条刈り18PS269時間のうき屋
ヤンマー GC215G483,000円2条刈り15PS267時間UMM中古農機市場
ヤンマー Ee-55605,000円2条刈り13PS248時間農機具ねっと

3条刈りモデル

型式価格条数馬力使用時間参照元
ヤンマー GC328498,000円3条刈り28PS275時間のうき屋
ヤンマー AJ3181,260,000円3条刈り18PS253時間ノウキナビ
ヤンマー AE3301,798,000円3条刈り30PS214時間のうき屋

4条刈り〜モデル

型式価格条数馬力使用時間参照元
ヤンマー AJ433650,000円4条刈り33PS510時間のうき屋
ヤンマー AE4341,980,000円4条刈り34PS261時間のうき屋
ヤンマー YH61018,228,000円(調査時点の価格)6条刈り101PS673時間ヤフオク

中古のヤンマーコンバイン購入時のチェックポイント

稲穂を手前に映した稲刈り風景

中古コンバインは価格面で魅力がありますが、状態を正しく見極めないと想定外の修理費が発生することもあります。購入を検討する際は、下記の5つのポイントをしっかり確認しておきましょう。

アワーメーターの確認

アワーメーターは、自動車でいう走行距離にあたる、コンバインが稼働した総時間を示す指標です。アワーメーターの稼働時間が短いほど良い状態の機体であると判断され、価格が上がります。

コンバインの寿命の目安は、700〜1200時間といわれたり、1000〜1200時間程度とされたりすることもあります。もちろん、メンテナンス状況によっても大きく変わりますが、稼働時間が500時間以下であれば、比較的良い状態であると見なせるでしょう。

このようにアワーメーターの数値が低いことは一般的に良いこととされますが、メーターの改ざんや交換の可能性もゼロではありません。機体全体の実際の消耗具合やメンテナンス履歴などを総合的に確認することが大切です。

エンジン

コンバインの心臓部であるエンジンは、始動性と運転中の状態を重点的に確認する必要があります。

まずエンジンキーを回し、スムーズに始動するかどうかを確認します。一発で始動できる状態が理想です。始動後はアイドリングの安定性を確認し、金属音などの異音がないか注意して観察します。

次に、マフラーから排出される排気ガスの色を確認します。始動直後に白煙が出るのは一般的ですが、長時間続く場合はオイル上がりの疑いがあります。黒煙が多い場合は燃料系統に不調が生じている可能性もあります。

エンジンが十分に暖まった段階で、エンジンブロックやラジエーター周辺にオイル漏れや冷却水の漏れがないかを目視で確認しておくと安心です。

刈取部・脱穀部

実際の稲刈り作業の性能に直結するのが、刈取部と脱穀部です。ここは消耗部品の塊であり、交換費用も高額になりがちです。

刈取部では、稲を刈る刈刃の摩耗や刃こぼれ、欠損がないかを確認します。また、稲を搬送するチェーンやベルトが過度に緩んでいたり、ひび割れていたりしないかもチェックポイントです。

脱穀部は、カバーを開けられるようであれば開けてもらい、内部のこぎ歯の摩耗具合を確認してください。こぎ歯がすり減っていると脱穀効率が著しく低下します。こうした部品は見た目だけでは判断が難しいため、可能であれば販売店に整備状況を尋ねるのが確実です。

クローラー(ゴムキャタピラ)のひび割れ

足回りであるクローラー(ゴムキャタピラ)の状態は、中古コンバインの価格を大きく左右するポイントのひとつです。

クローラーはゴム製のため、経年劣化や使用状況によってひび割れや亀裂が発生します。特に長期間屋外で保管されていたコンバインでは、直射日光や寒暖差によってゴムが硬化し、内部まで劣化していることがあります。

クローラーの交換は、サイズにもよりますが片側だけで十数万円~、両側交換となれば数十万円の非常に高額な費用がかかることも珍しくありません。購入予算に直結するため、入念にチェックしてください。

整備記録の有無

最後に、可能であれば「整備記録(メンテナンスノート)」の有無を確認しておきましょう。

整備記録が残っていれば、過去に実施されたオイル交換やフィルター交換、部品交換などの履歴を把握できます。定期的に専門業者による点検・整備を受けてきた機体は、稼働時間が長くても良好な状態を保っているケースが多く、信頼性の面で大きな安心材料となります。

記録簿がない場合でも、前オーナーの整備頻度や、販売前に実施された清掃・オイル交換・動作確認などの内容を販売店に確認しておくと、購入後のリスクを抑えられるでしょう。メーカーをまたいだ条数別の中古相場は「コンバインの中古相場はいくら?」で比べられます。

ヤンマーコンバインの購入価格を抑える方法

田んぼとお金

最新のYHシリーズをはじめ、ヤンマーコンバインは高性能ですが、導入コストは決して安くありません。購入費用を抑えるには、補助金や中古購入、リース・シェアの活用に加え、買い替え時の買取を上手に利用することが鍵になります。

補助金を利用する

農業機械の購入に使える補助金には、多くの種類があります。補助金と聞くと、自動操舵システムや収量センサーといった、スマート農業に関連する設備投資をイメージしがちですが、実際にはそれだけではありません。

代表的なものとしては、スマート農業機器の導入を支援する「みどりの食料システム戦略」関連の補助金のほか、経営体全体の省力化・効率化を目的とした「強い農業・担い手づくり総合支援交付金」などがあります。また、地域によっては自治体独自の補助制度を設けており、中古農機の購入や共同利用機械の導入も対象となることがあります。

補助金は、年度や公募時期によって利用できる制度や要件は大きく変わります。まずは最寄りのヤンマー販売店、JA、またはお住まいの市町村の農政課に、「今、自分が利用できる補助金制度はないか」と相談してみることから始めましょう。

状態の良い中古車を探す

新品にこだわらなければ、中古のヤンマーコンバインを積極的に検討してみましょう。中古市場には整備済み・点検保証付きの機体も多く、状態の良いものを選べば長く使えます。

ただし、前のセクションで解説したとおり、中古は機体のコンディション(アワーメーター、エンジン、クローラーの状態など)が千差万別です。

故障のリスクや保証が短い(または、ない)といったデメリットも理解し、信頼できる農機具販売店から購入するようにしてください。

リースやシェアも視野に入れる

近年は、コンバインをリース契約や共同利用(シェア)で導入する農家も増えています。リースなら初期費用がかからず、最新モデルを一定期間ごとに使い続けられる点が大きなメリットです。

シェア利用では、地域の農家同士で1台を共同管理することでコストを分担できます。稲刈り時期が限られる作業機だからこそ、使用頻度を考えれば経済的にも合理的な方法です。

ただし、リース契約は期間満了後に返却が必要な場合があるため、長期保有を望む場合は購入との比較検討が必要です。

買い替えなら買取も活用する

コンバインを買い替える際は、今使っている機体を買取に出すことで購入費用を実質的に抑えることができます。これは、補助金やリースよりも手続きがシンプルで、すぐに現金化できるのが大きなメリットです。

なお、販売店での下取りという方法もありますが、買取と比べると査定基準がやや限定的で、市場価格よりも低く見積もられることが少なくありません。

その点、専門業者による買取は幅広い再販ルートを持ち、相場に近い価格での取引が期待できます。あくまで下取りも選択肢のひとつですが、より有利な形で買い替えを進めたいなら、買取査定も併せて検討すると良いでしょう。

査定に出す前に、コンバインの買取相場で古い機体や不動機の扱いまで確かめておくと、提示額の妥当性を判断しやすくなります。

ヤンマーコンバインの価格表でよくある質問

ヤンマーのYH323は何条刈りですか?

YH323は、YHがシリーズ名、3が条数、23がエンジン出力にあたり、3条刈りで23PSと読めます。末尾に付くアルファベットは、機能の違いを示す区分です。

中古のヤンマーコンバインは何から確認しますか?

アワーメーターと始動を確かめるところから始めます。そのうえで、交換費用が高くなりがちな刈取部と脱穀部、価格を左右するクローラーのひび割れを見ます。

ヤンマーコンバインの購入費用は抑えられますか?

補助金や中古に加え、リースや共同利用で負担を分ける方法があります。リースは期間満了後に返却が必要な契約もあるので、購入と比べて決めてください。

ヤンマーコンバインの買い替えで今の機体はどう売りますか?

買い替えの前に農機具の買取業者にも査定を依頼すると、下取り額が妥当か判断できます。古い機体や不動機の扱いはコンバインの買取相場で確かめられます。

ヤンマーコンバインの買取ならウルトラファームへ

ヤンマーなどコンバイン買取を検討されている方は、ぜひウルトラファームにお任せください。ウルトラファームは農機具専門の買取サービスとして、メーカーや型式を問わず幅広い機体を査定・買取しています。

当社は、全国対応の無料出張査定を行っており、現地で査定から引き取りまでスムーズに対応します。査定額にご納得いただければ、最短でその場で現金化も可能です。

ヤンマーをはじめとしたコンバインは中古市場で需要が高く、状態によっては想像以上の査定額がつくこともあります。買い替えや整理をお考えの際は、まずはウルトラファームの無料査定をご利用ください。

 

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