ヤンマートラクターの新車価格はいくら?費用を抑える農機具買取のコツも解説

ヤンマートラクターの新車購入を考えるとき、やはり気になるのは価格です。「性能を上げたいけれど資金面が不安…」と悩む方も多いのではないでしょうか。

ローンや補助金の活用もひとつの方法ですが、意外と見落とされがちなのが、使わなくなった農機具を売却して資金に充てるという選択肢です。たとえ動かなくなった古い機械でも値段がつくことは珍しくなく、買い替え費用の負担を抑えられることがあります。

この記事では、ヤンマートラクターの代表的なシリーズと新車価格の目安を紹介しながら、買い替え資金を賢く準備する方法として農機具買取の活用についても詳しく解説していきます。

農機具買取なら、ウルトラファームにご相談ください。農機具を専門に扱う査定員が一台ごとに丁寧に確認し、その価値をしっかりと評価いたします。

目次

ヤンマートラクターの主なシリーズ

畑の横に停車した近代的な赤いトラクター

ヤンマーのトラクターは、プロの専業農家から小規模な家庭菜園まで、さまざまな農業の現場に応えるために多彩なシリーズを展開しています。新車で購入を検討する際、中心となる「YTシリーズ」と、コンパクトな「GKシリーズ」があります。

YTシリーズは、馬力や機能によって細かくラインアップが分かれており、幅広いニーズに対応しています。

シリーズ特徴
YT1シリーズコンパクトでパワフルな小型トラクターで、毎日の作業に適している
YT2Aシリーズ前後進や変速がノークラッチで操作でき、キャビン付きモデルや直進アシスト仕様も選べる
YT3Rシリーズ誰でも簡単にまっすぐな作業ができる直進アシスト機能が選択できる汎用性の高い中型トラクター
YT4Aシリーズ水田に最適なサイズの大型トラクター
YT4/5Rシリーズ使いやすさ、乗り心地、作業性を追求したヤンマーのフラッグシップモデル

もう少し詳しく見てみましょう。ヤンマートラクターの型式は、例えば「YT118」のようにアルファベットと数字で構成されています。この表記は「YT」「1」「18」に分けられ、それぞれ次の意味を持ちます。

  • YT:シリーズ名
  • 1:トラクターのクラス(シリーズ内の区分)
  • 18:エンジン出力(単位:PS)

つまり「YT118」という型式は、「YTシリーズに属する1クラス(つまり、YT1シリーズ)のトラクター」であり、18PSのエンジン出力を持つモデルであると分かります。

YTシリーズは、工業デザイナーの奥山清行氏が手掛けた先進的なデザインが印象的なトラクターです。

無人での自動作業を可能にするロボットトラクターや、直進・自動旋回アシスト機能を備えたオートトラクターなど、最先端のスマート農業に対応する機能を搭載しています。

これに対し、小規模な農業を支えるのが「GKシリーズ」です。同シリーズは、ハウス内作業や畑の管理作業にも適したコンパクトなトラクターで、兼業農家の方などに適しています。

ヤンマートラクターの新車価格の目安

ノートパソコンを操作する手元

ここではヤンマートラクターの新車価格を例に挙げつつ、小型モデルと大型モデルでどのくらい価格差があるのか、さらに他メーカーとの比較もあわせて見ていきましょう。

主要シリーズ別の価格帯

下表は、YT・GKシリーズの主な型式について、メーカー希望小売価格を記載したものです。仕様は、アルファベットごとに、例えば、「B:左バックミラー」「U:UFO/オートブレーキ」などの意味がありますが、詳細は割愛します。

型式仕様メーカー希望小売価格(10%税込・円)
YT118B1,936,000円
YT223AUKS5P3,290,100円
YT330RYGH5,340,500円
YT460AUQN18,778,000円
YT488RYUGQH713,013,000円
GK13LVS1L1,732,500円

YTシリーズは、比較的小型なクラスでも190万円程度〜、馬力や機能によっては1,000万円を超えてくる価格であることが分かります。一方、家庭菜園や小規模な農業向けのGKシリーズのようなコンパクトなモデルは、170万円〜といった価格帯となります。

小型モデルと大型モデルの価格差

さきほどの表で、「GK13」と「YT488R」の価格を比較してみると、ヤンマートラクターの小型・大型の価格差が見えてきます。

  • GK13:1,732,500円
  • YT488R:13,013,000円

両者の価格差は、11,280,500円です。これは、単にエンジンが大きいだけでなく、大型モデルには高い作業効率を実現するための高度な機能や、長時間の作業でも快適なキャビンが標準装備されているためです。

他メーカーとの価格比較

ヤンマーのトラクターとの比較として、クボタのトラクターを見てみましょう。

メーカー型式馬力メーカー希望小売価格(10%税込・円)
ヤンマーYT333R33PS5,269,000円
クボタSL33L33PS4,746,500円

ここで取り上げた33馬力クラスで比べると、クボタのトラクターはヤンマーよりも価格が抑えられており、その差はおよそ70万円ほどあることが分かります。

ただし、同じモデルでもオプションなどによって価格は上下するため、ひとつの目安と考えてください。

また、イセキの新車価格については公開されていないため比較ができませんでした。

ヤンマートラクターを新車で購入する費用、どう準備する?

赤い農機の前で話す営業マンと農家の男性

ヤンマートラクターの購入費用は大きな負担です。ローンなどが一般的ですが、実は「農機具の売却」も有効な手段。その具体的な方法と、お得に売るコツを解説します。

使わなくなった農機具を売却する

高額なトラクターを購入する際の資金準備として、ローンを検討する前にまず考えたいのが、使わなくなった農機具の売却です。倉庫に置きっぱなしの古いトラクターやコンバインが、新しい機体の頭金に変わるケースもあるのです。

「動かないから値段はつかない」と思う必要はありません。とりわけ日本製の農機具は耐久性が高く、中古市場での需要も根強いため、不動機であっても部品として評価されることが少なくないのです。

売却で得た資金を購入費用に充てられるだけでなく、倉庫がすっきり片付き、維持管理の負担も減らせます。新しいトラクターを手に入れる資金を確保するうえで、非常に現実的で賢い方法といえるでしょう。

メーカー下取りと専門業者買取の違いはどちらがお得か

新車を購入するときには、メーカーによる下取りを利用する方法もあります。手続きが簡単で安心感がある反面、査定額はやや控えめになりやすいのが実情です。

下取り価格は新車の値引き要素として扱われることが多く、市場での本来の価値が十分に反映されないケースも少なくありません。その点、専門の買取業者なら国内外に販売ルートを持っているため、市場相場に沿った高めの査定を期待できます。

手間を省いてまとめて済ませたいなら下取りが便利ですが、できるだけ高く売って購入資金を増やしたいなら、専門業者に査定を依頼するほうが賢い選択といえるでしょう。

トラクターの買い替えで農機具買取を活用するメリット

小型トラクター

費用が高額になりがちなトラクターを買い替えるなら、農機具買取はぜひ検討したいサービスです。ここでは、その主なメリットをあらためて整理してみましょう。

動かない古いトラクターや農機具でも値段がつく

倉庫の奥で眠ったままの古いトラクターやコンバインを、「もう鉄くず同然」と考えてしまう方も少なくないでしょう。ですが、前述の通り、日本製の農機具は耐久性に優れ、海外では修理して再利用する文化が根付いているため、不動機でも需要が残っていることを忘れないでください。

国内でも修理用の純正部品として価値が見出されるケースが多く、状態を理由に諦める必要はありません。

こうした農機具を売却すれば、新しいトラクターの購入資金に充てられるだけでなく、倉庫の整理や維持管理の手間を省くことにもなります。買い替えを考えている方にとって、農機具の買取は資金面でも生活面でも大きな助けとなる手段といえるでしょう。

まとめて売却できれば臨時収入が増える

新しいトラクターを購入するときは、倉庫の整理も一緒に進めるのがおすすめです。トラクターだけでなく、使わなくなったコンバインや田植え機、耕運機などもまとめて査定に出せば、手間がかからず効率的に片付きます。

専門の買取業者は、一度の出張で複数の農機具を扱えるため、運搬費や人件費といったコストを抑えられます。その分を査定額に反映し、いわば「まとめ売りボーナス」のような形で還元してくれるケースも少なくありません。

一台ずつ別々に処分方法を探す手間を考えれば、一度の査定で倉庫がすっきり片付くのは大きなメリットです。さらに台数が増えるほど査定額も上がりやすくなるため、整理と現金化を同時に叶えられる、合理的な方法といえます。

現金化までのスピードが早い

新しいトラクターの購入を決めたとき、できるだけ早く頭金や資金を準備したいものです。専門の買取業者を利用する大きなメリットのひとつが、この現金化の速さにあります。

査定の依頼は電話やWebフォームから簡単にでき、すぐに出張査定の日程を調整してもらえます。現地で機体の状態を確認し、提示額に納得すれば、その場で現金が支払われるのが一般的な流れです。

出品から落札、入金までに時間と手間がかかるネットオークションとは対照的に、専門業者なら短期間でまとまった資金を確保できます。購入手続きをスムーズに進めるためにも、確実でスピーディーな現金化を可能にする専門業者の買取は、心強い選択肢です。

農機具の買取価格を少しでも上げる3つのポイント

一万円札の上に置かれた赤いトラクターの模型

どうせ農機具を売却するなら、少しでも高く買い取ってもらいましょう。ここでは、査定前に意識するだけで、買取価格が変わる可能性があります。誰でもできる3つのポイントを紹介します。

動作確認をしておく

査定を依頼する前に、一度自分で農機具の基本的な動作を点検しておきましょう。エンジンのかかり具合や、タイヤの摩耗・ひび割れ、ライトやウインカーの点灯、さらにロータリーなどアタッチメントの動作まで、ひと通りチェックしてみてください。

特にエンジンの動作は査定士も必ず確認する項目ですので、あらかじめ状態を把握しておくのが望ましいでしょう。不具合があっても隠さず伝えることで、後の行き違いを避けられるうえ、誠実な対応として信頼感につながることも少なくありません。

全てを完璧に整備する必要はありません。ただし、正常に動く部分と不具合のある部分を把握しておくだけで、査定士には大切に扱われてきた機械だと伝わりやすくなります。その積み重ねが、査定額を押し上げるきっかけになることもあります。

最低限の掃除をしておく

長年使った農機具は、土や泥、ホコリで汚れているのが普通です。査定に出す際は高圧洗浄機などで徹底的に磨く必要はありませんが、軽く掃除をしておくだけでも大きな違いが生まれます。

泥だらけの状態より、綺麗に整えられた機械のほうが見た目の印象はぐっと良くなり、適切な管理を行ってきたというメッセージにもなります。査定士の受ける印象が変われば、評価に反映されやすくなります。

また、汚れを落とすことでオイル漏れやサビ、傷の具合などが正しく確認でき、より正確な査定もしやすくなるでしょう。

農機具買取の専門業者に依頼する

高く売りたいなら、農機具を専門に扱う業者へ依頼しましょう。一般的な品物を一緒に扱っているリサイクル業者では知識や経験が不足し、正しく評価されないこともあります。

その点、農機具専門の業者なら市場相場や海外需要に精通しており、状態を踏まえた的確な査定が可能です。エンジンやタイヤのコンディションに加え、型式・年式・稼働時間といった項目まで総合的に判断してくれます。

その結果、同じ農機具でも専門業者に任せた方が高値になりやすいのです。

まとめ

ヤンマートラクターを新しく迎えるなら、眠っている農機具の売却を活用するのが賢い方法です。これまで解説してきたように、専門業者に依頼することが購入資金を増やす近道になります。

農機具買取なら、ウルトラファームにご相談ください。動かなくなった古い農機具でも国内外の販売ネットワークを活かし、価値をしっかり見極めます。まずは無料の出張査定で、どのくらいの金額になるのかを確認してみてください。

新しいトラクターへの一歩を踏み出すお手伝いを、農機具専門の私たちが全力でサポートいたします。

 

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